県警が特殊詐欺を防ぐコールセンター開設　オペレーターが高齢者などに詐欺の手口や対処法を伝える　大分

大分県警が特殊詐欺などの被害防止を呼びかけるコールセンターを開設しました。

これは県警と民間企業が協力して毎年開設しているものです。

被害が後を絶たない特殊詐欺などの水際対策として警察が捜査で押収した名簿に記載されている人や、高齢者などを対象にオペレーターが電話をかけ詐欺の手口や対処法を伝えています。

運用は2日から始まり、県庁で行われた開所式ではオペレーターを代表して橋本美紀さんが「被害に遭って悲しむ人を1人でも無くせるよう全力で取り組む」と決意を述べました。県内では5月29日時点で特殊詐欺とSNS型投資・ロマンス詐欺の被害があわせて255件あり、被害額は6億2000万円を超えています。

センターは2026年1月末まで運用される予定です。